昨日5月31日は、ドル円は大きく円高に動くトレンドになった。

トランプ大統領のメキシコ関税5%賦課の表明が大きな要因となり、

1ドル108円に突入した。

最近の状況としては、世界的な貿易問題の不透明さが相場の不安定に

拍車をかけている。

中国はレアアースの対アメリカ輸出規制を検討している。

レアアースは、パソコン等に使われる鉱物のひとつで、世界の生産量の

97%を中国が占めている。

このレアアースの輸出規制をすると牽制している中国の影響で、日経平均株価も

下落し、貿易戦争は拡大が懸念されていることを受けて為替相場が動いている。

良くも悪くもトランプ大統領の発言によって、FX市場参入者達の思惑が、

右往左往してしまう。

今回少し大きなトレンドが発生したが、このまま円高に進むかというと、

現在の要因が世界経済の不透明感による不安感によるところが大きいので、

また要因が出れば反発もあるとは感じる。

トレーダーとしては、この流れでの逆張りはリスクが大きく、順張りで流れに

のった方が良い。ドル円に関していえば、日銀や政府の対応によって少し円安に

戻す事もあるので、状況をよく把握していきたい。

 

それにしてもFXというのは、人の思惑を早めに察知することが大切だと感じる。

チャートを見ていて、ここは円安に戻すかな?と感じていても、円高要因が大きな

流れであると、人の思惑は大きなうねりになる。チャートだけ見ていると、大きな思惑

に気付くのが遅れてしまう。

世界各地でおこる経済的要因の発生。その中で、リスク回避の通貨への流れ、機関投資家の

動向。今、どの通貨を欲しているか。世界の流れを知り、市場参加者の反応・思惑を感じる

のは、非常に楽しいものだ。